本音が知りたい!賃貸住宅に住むデメリット

自由度の低さと生活への影響

賃貸住宅に住む上で大きな問題となるのが自由度の低さです。消耗品である住宅は年月の経過と共に設備を始めとした様々な部分に不具合が起こることがあります。また、階段の段差など年齢を重ねた時に生活への影響が出るケースも少なくありません。分譲住宅であれば、こうした設備の老朽化が起きたタイミングで暮らしやすいようにリフォーム工事を行うことができます。しかし、賃貸住宅は不動産業者が建物のオーナーに物件の所有権があるので修繕はできても個人の判断で内装を変えることはできません。そのため、動線など日々の生活に不便を感じていてもその状態のまま生活をすることになります。将来的に親との同居を考えている人にとってこの点は大きなデメリットです。

費用の高さと資産としての価値

住宅を購入する上で頭を悩ませるポイントの一つに費用の問題があります。分譲住宅は文字通り購入する形となるため初期費用は高めになりますが、賃貸物件は契約時の敷金や礼金など少ない費用で生活することが可能です。予算に余裕がない人にとってこの点はメリットに感じられますが、住み続ける限り家賃の支払いは続きます。そのため、数十年以上住み続けた場合、購入するよりもトータルの費用が高くなってしまうケースも少なくありません。また、賃貸物件は利用者に所有権がないため、分譲住宅のように自分の資産として保有することができないので注意が必要です。子供に財産を残したいと考えている人にとってこの点は大きなデメリットになります。

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