賃貸住宅の家賃は立地により相場が変わります
賃貸住宅を探す時、大きな決め手のポイントは家賃だと思います。一般的に家賃は月収の1/3が目安と言われています。 賃貸住宅の家賃相場は、いくつかの要因が重なり合って決定されていますが、もっとも大きなポイントは、立地にあります。例えば同じ1DKの物件があったとしても、東京都の23区内と区外では、家賃が2倍以上違ってきます。通勤や通学に便利な都市中心部に行けば行くほど家賃は高額になる傾向が高く、中心部から離れていくほど安くなっていく傾向があります。 もう一つ立地として重要視されるのが、最寄駅からの距離です。一般的には駅に近いほど、家賃は高くなっていきます。また駅も、複数路線が停車するような大きな駅になるほど、その周辺の賃貸物件の家賃相場は高くなるようです。
建物の構造や築年数も家賃に影響します
築年数とは、建物を建ててから現在までの経過年数のことです。建物が完成してから日が経っていないほど、家賃は高めに設定される傾向があります。築年数が古いと、汚れや破損などの経年劣化が目立つようになり人気が無くなるので、古ければ古いほど家賃は安くなります。ただし、リフォームをしてある物件などは、築年数の割に高めに家賃が設定される場合もあります。 また建物の構造も、家賃に影響があります。構造は大きく分けて「木造」「軽量鉄骨」「鉄筋コンクリート」などがあります。一般的に頑丈な作りになればなるほど、家賃は高めに設定される傾向があります。また、耐震構造を始め、インターネットやWi-Fiの使用料が無料など、建物に付加価値がついている物件は、家賃が高くなる傾向があります。